宮城県仙台市周辺で生のクラフトビールが飲める！ブルワリー紹介

2022年1月28日

クラフトビールブームと言われて久しいこの頃。東北でも多様なクラフトビールが日々生み出されていますが、今回は宮城県仙台市周辺で樽生のクラフトビールが飲めるブルワリー（醸造所）をご紹介。その場所で、作り手の想いと共に生み出される新鮮なビールをお楽しみください！

【BATSUJI BREWING　バツジブリューイング】（仙台市）

仙台市中心部にある「芭蕉の辻」は、伊達政宗公の時代から、交通、商業、金融の中心地として栄えた場所でした。大町通りと奥州街道が交わる芭蕉の辻に、2021年にオープンしたのが「BATSUJI BREWING」。個性豊かなビールを作り、そこに人が集まり、ビールを通じた新たなコミュニティの創生を促すのが、この場所です。
華やかな香りとフルーティーさ、とろみと濁りが特徴の「ヘイジースタイル」を中心に提供し、低アルコールでスッキリ飲みやすい「Session Hazy IPA」、通常の倍以上のホップでしっかりとした味わいの高アルコール「Double Dry Hopped Hazy IPA」、仙台産の枝豆「湯上がり娘」をペースト状にして加え、ずんだの味わいが楽しめる「Zunda Hazy IPA」、フルーツの味わいに乳糖を加えた「Milk Shake Hazy Pale Ale」を用意。さらに、「American Pale Ale」「Weizen」などオーソドックスなクラフトビールもあります。
瓶詰や缶はなく、店内で注ぎたてを味わうスタイル。県内産の食材を使用した料理も楽しめるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【BATSUJI BREWING】の基本情報

施設名：BATSUJI BREWING

所在地：宮城県仙台市青葉区大町1-1-30

営業時間：ランチ 11:30～15:30（L.O.15:00）、ディナー 17:00～22:00（L.O.21:00）、日・祝 11:30～19:00（L.O.18:00）

定休日：不定休

見学の有無：不可

公式サイトURL：https://batsuji-brewing.com/

【Argon Brewing　アルゴン・ブリューイング】塩釜市

2019年にオープンした塩釜初のブリューパブ。ブリューパブとは、小規模設備のブルワリーとそこで醸造したビールを店内で提供するパブレストランのことで、日本ではまだそれほど数は多くはありません。
この「アルゴン・ブリューイング」は、もともと塩釜でショットバーを経営し、クラフトビールも取り扱っていたというオーナーが、自らの手でビールを醸造するためにオープンしたのだそう。お店では、醸造したばかりの出来立てビールが、常時5種類提供されています。定番の「ゴールデンエール」、「暗黒スタウト」のほか、オーナー曰く「1度しかつくったことがないビールもある」というほど、年中違った種類のビールを提供しており、いつ立ち寄っても新たな発見があるのも大きな魅力です。パスタやバーガーなどの食事メニューも人気で、「コスパがいい」「おいしい」と評判。特に、店にある燻製機でつくった自家製ベーコンは、ビールがぐいぐい進むおいしさで、一度は試してほしい逸品です。立ち飲みもできるので、仕事帰りにふらっと立ち寄って1杯いただいてはいかがでしょうか。

【Argon Brewing】の基本情報

施設名：Argon Brewing

所在地：宮城県塩竈市海岸通10-8

営業時間：平日17：00～24：00、土日祝日15：00～24：00

定休日：月曜日

見学の有無：不可

公式Facebook：https://www.facebook.com/pages/category/Pub/Argon-Brewing-358574918264356

【穀町ビール】仙台市

「穀町ビール」は、2017年に仙台でかつて商人の町として栄えた「穀町（こくちょう）」に誕生したクラフトビール醸造所。穀町ビールの醸造者である今野高広氏は、東日本大震災以降、地元である宮城・仙台の復興と発展のために何ができるかを考え続け、クラフトビールを醸すことで宮城・仙台の食文化と観光の発展を後押ししようと、醸造所の設立を決意。
かつてヨーロッパ諸国を巡る旅でさまざまなビールに出合った今野氏が魅了された華やかな香りと深い味わいを再現するべく醸されたビール。シグニチャーである「穀町エール10」は、「インターナショナル・ビアカップ2021」のバーレーワインスタイル部門で金賞に輝きました。いちじくのような果実の香りやウイスキーのような熟成感を楽しめる濃厚な味わいで、また、宮城県東松島産「希望の大麦」麦芽と石巻産ホップを100％使用した「東松島　の・ビール」は、「インターナショナル・ビアカップ2021」でベルジャンスタイル・ペールエール・ブロンドエール部門の銅賞を受賞。世界が認めたその味を、ぜひ味わってみては。