伊豆沼でどぶろく仕込みを見学・体験、「発酵」文化を学ぶ【体験レポート】

2020年7月15日

宮城県登米市・伊豆沼の発酵文化(どぶろく、発酵サラミ)について、実際の作業工程を見学・体験します。さらに宮城県の県鳥でもあるマガンのねぐら入りの観察もできちゃう、自然と文化を一気に楽しめるツアーをご紹介します!

伊豆沼のどのぶろくとは?

伊豆沼のどぶろくには「ふゆみずたんぼ米」という、自然や環境に配慮したもお米が使われています。ふゆみず田んぼは、収穫後も水を張ったまま越冬させる、自然と共生する農法です。この田んぼで作られた「ふゆみずたんぼ米」を原料に、「伊豆沼めぐみ酵母」を加えてどぶろくを作ります。

どぶろく仕込みと瓶詰め・打栓を体験!

どぶろくの仕込みを体験。目の前で米を蒸しあげたものを、テーブルに広げて冷まして…酒造りの工程の一部をスタッフさんにレクチャーしてもらいながら体験します。その後は、出来上がったどぶろくを自分で瓶詰め、打栓!年季の入った打栓機に「ガチャン!」と大きな音を立ててふたを閉める作業は、自分でやるとなかなかスリリングでした。瓶詰めしたものはお土産としてお持ち帰りできちゃいますよ!

「伊豆沼めぐみ乳酸菌」を使った発酵サラミを試食

発酵サラミなんて初めて聞きました!「発酵サラミ」とは、「伊豆沼めぐみ乳酸菌」を原料に独自の熟成方法で作る発酵生サラミです。旨味が強く、さわやかな酸味が特徴的なとってもおいしいサラミでした!

宮城の県鳥「マガン」のねぐら入りを観察

伊豆沼には何万羽もの水鳥が訪れます。冬の時期は宮城の県鳥でもある「マガン」が空を埋め尽くし降りてくる様子を間近で観察するとこができます!夕日をバックにしたマガンのねぐら入りは圧巻の光景です。

今回は宮城県伊豆沼周辺で自然の美しさや人々の暮らしぶりを体感できたツアーでした!伊豆沼農産には産直やレストランありますので、ツアー以外でも楽しむことができます。マガンの観察は冬季限定ですが、夏には一面の蓮の花が見れるなど、季節によって様々な姿を望むことができるのも伊豆沼の魅力です!

Copyright©TERROAGE TOHOKU All Rights Reserved.