《福島県白河市》老舗蔵「根田醤油」体験&アウトドアダイニングツアー【体験レポート】

2021年11月10日

 

コースの前菜

 さわやかな青空の下、色鮮やかに咲く「ざる菊」と、刈り取られた田んぼが秋の深まりを感じさせる日に、福島県白河市で行われたアウトドアダイニングのバスツアー「Food Camp」へ参加しました。

 参加者は老若男女・国籍問わず、ひとりで参加する方から、カップル・友人・ご夫婦まで実にバラエティ豊か。中には、神奈川県からレンタカーで参加したという方々も! Food Campの人気の高さがうかがえて、どんな1日になるのかワクワクが止まりませんでした。

 

醤油蔵見学で背筋を伸ばし、味噌づくり体験で体中に力を込める

醤油蔵の大きな樽が並ぶ

 本日のツアーは、福島県白河市にある老舗の醤油・味噌蔵「根田醤油」さん。到着すると、ふんわりとやわらかな醤油の香りがお出迎え。「醤油の香りを外で感じるなんて初めて!」と、近くの参加者と感激しながら醤油蔵見学へ。蔵の中には、見上げるほど大きな醤油樽が立ち並んでいて、歴史と風格を感じる姿に、背筋が伸びる思いでした。

醤油蔵の樽が立ち並ぶ中で説明

 根田醤油9代目の鈴木さんが、醤油の製造や樽について説明してくださいました。明るく和やかな雰囲気で見学は進み、参加者からたくさん質問が飛び出します。鈴木さんがユーモアを交えながら答えてくださるので、醤油蔵には笑い声が響き渡りました。

味噌づくり体験の風景

 ヘアーキャップ・作業着・靴カバーに身を包み、いざ味噌づくり体験へ。「とても力がいりますよ~。頑張ってくださいね!」と根田醤油の従業員さんが声をかけます。味のムラをなくすため、ところどころ固まっている塩と糀を両手でこすり合わせてサラサラにしたり、細かく潰された大豆を混ぜ合わせたり。なんだか童心にかえったように夢中になりました。

自分だけのマイ味噌が完成

 後半は水を加えていくのですが、水分を含むほど味噌が固まってくるので、とにかく力が必要でした。気がつけば両膝をついて腕まくり。全身全霊をかけたマイ味噌は、根田醤油さんに熟成していただき、後日完成したものが届きます。今から到着が楽しみです。

 

蔵の前でのアウトドアダイニングは、行き届いた心配りに感動

アウトドアダイニングのロングテーブル

 趣のある蔵の前にセッティングされたダイニングへ着席。秋らしく彩られたテーブルがとても素敵でした。味噌づくりであたたまった体に秋の空気が気持ちよく、隣り合った参加者とおしゃべりしながらクールダウン。

ブランケット・カード・メニュー表

 時間が経つにつれて少しひんやりと感じてきましたが、席には使い捨てカイロと厚手のブランケットが用意されていました。大判でふかふかなブランケットのおかげで、足元から腰までぽかぽか。さらに希望者には、スタッフの方が湯たんぽを持ってきてくれていました。寒さ対策のために荷物を増やすことなく、身軽に参加できるのは嬉しいですね。孫の手トラベルさんのおもてなしの心配りに感動です。

 

醤油と味噌を活かした料理に芹沢シェフの魔法がかかる!

コースの米麹の乾杯ドリンク

 本日のシェフは、福島県郡山市「Best Table」芹沢シェフ。お得意のエスニック料理は、味噌や醤油とどんな化学反応を起こすのか…?

 乾杯のドリンクは、根田醤油さんの米麹で作った、特製の甘酒スパークリングワイン。ふっくらとした大粒の糀をスプーンですくって食べると、スイーツのような甘さが口に広がりました。乾杯のドリンクだけでこの感動!どんなコースランチになるのか、期待が高まります。

コースのサラダ

 味噌のドレッシングがかかった色鮮やかなサラダが運ばれると、そのまま少しお待ちくださいとのこと。なんと芹沢シェフが、ひとりひとりのサラダに柚子をすりおろして最後の仕上げ!柚子の黄色が加わったサラダは、まるで宝石を散りばめたようでした。

りんご(紅玉)を使ったノンアルコールのビネガーソーダドリンク

 ドリンクの種類も豊富で、ソムリエさんにフォローしていただきながら、お料理との相性を楽しむこともできました。前菜からデザートまで、目で楽しみ、舌で味わい、鼻から抜ける香りまで余韻を残す料理の数々。おなかも心も大満足のコースランチでした。

 

美酒美食で心を開き、福島の魅力に関心を寄せることができるFood Camp

コースのメイン料理

 素材を最大限に活かしたこの日限りのコースランチ。メニューには、料理に使われた食材の生産者や地名が入っています。おいしいと感じるたびにメニューをながめ、「食べた・行ったことがある」「食べたい、見たい、行ってみたい!」「どんなところなの?」など、テーブルを共にした他の参加者と話が盛り上がりました。

 おいしいコースランチに舌鼓を打ちながら、福島にはこんなに素晴らしいものがあるのだと知ったFood Camp。ぜひ、また参加したいと思いました。

 

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