駅近で楽しむ プチ横手旅 王道B級グルメ&旬なフルーツグルメ

2022年3月1日

秋田県県南に位置する横手市。奥羽山脈に抱かれた自然あふれる風土、盆地ならではの夏の暑さと冬の厳しさから生まれる農産物の豊かさや発酵文化に代表される食文化など、知れば知るほど奥深い地域です。今回は季節のイベントを始め、JR横手駅から気軽に散策しながら楽しめるスポットを中心にご紹介します。

雪国ならではの幻想的な夜の雪まつり「かまくら」

横手雪まつりかまくら

日本有数と言える豪雪地帯・横手ならではの行事と言えば、毎年2月15日・16日に開催される横手雪まつり「かまくら」。かまど型の雪室の中に水神様が祀ってあり、子どもたちが中から「入ってたんせ(入ってください)」「拝んでたんせ(拝んでください)」と声を掛けながら、甘酒や餅をふるまってくれます。一面の雪景色の中、暗くなるほどにかまくらの中の灯りが映えて美しい光景に。その様子は昭和初期にドイツの建築家のブルーノ・タウトが「夢の国の出来事のように美しい」と評したことで広く知られるようになりました。

横手のかまくらは、もともとは450年以上の歴史がある小正月行事で、藩政時代に内町の武家で四角い雪の壁を作ってそこに門松やしめ縄を入れ、お神酒や餅をお供えしてから燃やすことで、災難を除き、子どもの無事と成長を願ったそうです。内町では鎌倉大明神を祀り、外町では井戸の脇に雪穴を掘り、水神様を祀る…など地区によって違いがありましたが、時代を経て変化しながら、昭和の中頃には現在の雪まつりになりました。

横手雪まつり

市内の家の前では、高さ30cmほどのミニかまくらが見られますが、ミニかまくら会場の蛇の崎川原では、ボランティアの協力でたくさんのミニかまくらにろうそくが灯される幻想的な光景も。防寒対策を万全に、おとぎ話のような雪国の夜を楽しんでみては。

また、ふれあいセンターかまくら館では、一年中雪のかまくらを体験できます。


横手雪まつり「かまくら」
日時:毎年2月15日、16日
開催場所:横手市役所本庁舎前・横手公園・二葉町など市内一円
※新型コロナウイルス感染予防のため、2021年、2022年は中止。

ふれあいセンターかまくら館ファンタジックギャラリーかまくら体験
横手市中央町8-12 ℡0182-33-7111
9:00~17:00 入場料100円


ビール好きなら一度はおいで。秋田ホップ&ビアツーリズム

秋田ビアツーリズム

一方、夏の横手の新しい楽しみとして注目したいのが「ビアツーリズム」です。ビールの原材料のひとつ、爽快さを生むホップは「ビールの魂」といわれます。横手はホップの生産において半世紀の歴史があり、生産量全国一位になったこともある全国有数の産地。希少な日本産ホップの里として、生産者の高齢化などの課題を含め、ホップ&ビールで町を盛り上げるさまざまな取り組みが行われているんです。

「こめたび」主催のビアツーリズムでは、ガイドさんの案内で、ホップの畑を見学しながら生産者の話を聞き、5mにもなるホップの棚のグリーンカーテンの下で横手産のクラフトビールを味わえます。ビール好きなら一度は訪れたい産地ならではの貴重な体験。ビールへの思いも味わいも変わるかも。本サイトでもビアツーリズムを紹介しています。

https://www.tohoku-bishu-shoku-tourism.jp/tourinfo/1618/


こめたび

秋田の旬の食やお酒を旅で繋ぐ「こめたび」主催。地域を知り尽くしたガイドが案内してくれます。

こめたび https://kometabi.theshop.jp/


甘辛ソースが誘うグルメ!日本3大やきそば・横手焼きそば

横手やきそば

さて、ご存知、横手は焼きそばの町。外せないグルメといえば焼きそばです。 横手焼きそばは、富士宮焼きそば(静岡県)、太田焼きそば(群馬県)と並んで日本三大焼きそばといわれるB級グルメの王道。太めのもっちり麵にキャベツ、豚ひき肉の具材にウスターソースベースの甘辛ソースを絡めたら、上に半熟目玉焼きを乗せ、福神漬けを添えるのが基本。食べるときは目玉焼きを崩しながらいただきます。このビジュアルにすでに誘惑されてしまいますが、ご当地ペアで横手産クラフトビールと合わせたら…最高ですね!

横手やきそば

具材には魚介やホルモンなど独自の工夫をする店もあって、その数加盟店だけで31軒。さてどこに行こうかと迷ったら、JR横手駅にある観光プラザをチェック。2007年から開催されている「横手やきそば四天王決定戦」の結果がどーんと張り出されているので各店の情報を知ることができます。

地産地消の旬なジェラートでひとやすみ

GELATERIA SHEETA(ジェラテリア シータ)

GELATERIA SHEETA

散策の途中に立ち寄りたいのが、2021年8月にオープンした「ジェラテリア シータ」。横手駅東口から徒歩3分ほどのビルの1階にある「地産地消」のジェラート屋さんです。横手は、四季と一日の寒暖の差が大きい気候からブドウやりんごをはじめ、「フルーツ王国」といわれるほど季節の彩り豊か。同店のジェラートには、フルーツをはじめ、野菜や日本酒など横手が誇る食材をジェラートにして広く世界にPRしたいとの思いを込めているそう。

ベースのミルクは岩手・雫石の松原農場の朝搾りのミルク。直営の「松ぼっくり」にジェラート作りで全面協力をいただいたとか。新鮮でコクのあるミルクと旬の食材が引き立て合う鮮度抜群の美味しさです。

GELATERIA SHEETA

ミルクやチョコ、抹茶などのほか、季節限定品など12種類ほどのフレーバーが並びます。

GELATERIA SHEETA

こちらは、生でも食べられる横手産ホワイトアスパラガスのジェラート(期間限定)。生産者さんとのコラボで作ったそうです。ジェラートは無限の可能性!?夢が広がりますね。


ジェラテリア シータ
横手市寿町9-8
℡080-4514-8129
11:00~18:00(冬期変更あり)/不定休 シングル350円、ダブル390円

写真提供 ジェラテリア シータ


旅の疲れも汗もすっきり。駅前の天然温泉&岩盤浴でリラックス

ゆうゆうプラザ

JR横手駅前にある「ゆうゆうプラザ」と「ホテルプラザアネックス横手」は、宿泊時だけでなく日帰りでも楽しめる天然温泉。毎分700ℓ自噴する源泉かけ流しの湯は、塩化ナトリウム物泉で肌がつるつるになると人気。ゆうゆうプラザでは、庭園を眺める大浴場、露天風呂、サウナ、打たせ湯、隣のアネックス7階では、市街地を眺める展望風呂のほか、秋田・玉川温泉産の北投石を使用した岩盤浴を利用できます。

ゆうゆうプラザ

岩盤浴で使用している「北投石」というのが、秋田・玉川温泉と台湾の世界で二か所でしか発見されていない知る人ぞ知る薬石。北投石のラジウムを含んだ蒸気を吸入しながら体を温めると、免疫力を高め、老廃物を輩出するデトックス効果、美肌効果が期待できるといわれています。

ゆうゆうプラザ

ゆうゆうプラザ

横手のまち歩きの締めくくりにすっきりリフレッシュ。まちなかの天然温泉で贅沢な時間を過ごしてみては。


ゆうゆうプラザ 1日入館利用券(10:00~22:00/入館の受付は21:00まで)は、大人(中学生以上) 1000円、小学生は600円、幼児無料。

アネックス 岩盤浴+展望温泉1日コース(12:00~22:00/入館の受付は21:00まで)は、2,400円 岩盤浴セット・バスローブ付

秋田県横手市駅前町7-7
℡0182-32-7777

写真提供:ゆうゆうプラザ/ホテルプラザアネックス横手


お土産にも自分用にも。横手の旬を詰め込んだジャムを連れて帰りたい

FRUITS×laboratory

お土産を選ぶなら、ぜひ立ち寄りたいのがジャム専門店「FRUITS×laboratory(フルラボ)」。野菜ソムリエの店主が、自家栽培や契約農家など「顔も畑も見える」横手をはじめ県南地域のフルーツや野菜を使ってここだけのスペシャルなジャムを作っています。

FRUITS×laboratory

フルーツ王国・横手ではブドウやリンゴ、サクランボのほか、イチゴや桃、梅、いちじく、スイカ、和梨、洋梨など(まだ書ききれないほど)のたくさんのフルーツが生産されていることにも驚きますが、フルラボさんに掛かると、こんな感じで見ているだけでワクワクしちゃうラインアップに。

自家畑ブルーベリーのシンプルジャム

ブルーベリー×広島県産レモンピール

りんご「紅の夢」と甘酒のジャム

雄和産いちじく「バナーネ」×ラム酒

鹿角市八幡平産いちご「すずあかね」

焼きりんご×ブランデーシナモン風味

雄物川町産洋梨×スターアニスのコンポート 

青トマトと4種のドライフルーツ、増田産アーモンドのジャム

もちろん、これはまだ一例でほかにも冬の伝統野菜・山内にんじんやいたどり(山菜)など野菜系のジャムも人気です。あれこれ迷いそうですが、ご当地感たっぷりで、使い勝手のいいジャムはお土産に喜ばれること間違いなし。どんなジャムに出合えるか、お気に入りの味探しを楽しめそうです。

FRUITS×laboratory


FRUITS×laboratory
横手市四日市5-7
090-2609-9012
12:30~18:30火曜定休

写真提供 FRUITS×laboratory


(協力)横手観光協会

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